2011年11月18日金曜日

今一番見たい!写真家☆

私が思う 大地作家とでも言おうか 畠山直哉 大先生!!


今回も痛切なショットを何点も幾点も発表


場所は 東京都写真美術館 現在開催中


タイトル「畠山直哉展 Natural Stories ナチュラル・ストーリーズ」


紹介 岩手県陸前高田市出身 1984年筑波大学芸術研究科修士課程修了


大辻清司の影響で写真をはじめ 大学卒業後は東京に移り活動を続ける


1997年に写真集『ライム・ワークス』写真展『都市のマケット』により第22


回木村伊兵衛賞受賞 2001年には世界最大の国際美術展である「ヴェネツィ


ア・ビエンナーレ」に日本代表の一人に選ばれている 同年、写真集『アン


ダーグラウンド』により第42回毎日芸術賞を受賞


畠山氏は世界各地の鉱物に関わる工場や鉱山 その跡地などを精力的に撮影


今回は俯瞰(ふかん)した視線でとらえた作品を中心に構成している




会場には東日本大震災で壊滅的な被害を出した畠山氏の出身地 岩手県陸前


高田市の写真60枚も展示 自身は震災で肉親と生家を失った 震災発生から


5日目に故郷に入り惨状を目の当たりにした瞬間について 畠山氏は「いっ


ぺんに数十歳、年を取ったような気がした」と振り返る


あえて 変わり果てた故郷に向けてシャッターを切ったが「高みから俯瞰す


ることは到底できなかった ただ 撮ることに関して逡巡はなかった」という


個展への出品については「自分の〝行い〟を差し出した これが どう受け入


れられるか 出された意見に受け答えをする準備はある」と力説 会場では畠


山氏が震災前に撮影した陸前高田のスライドショーも 思い出話を交えた説


明の途中 畠山氏は「僕の生まれた町…」と話したところで 言葉を詰まらせ


た...とまあこんな感じです!!




作品の中に隠された想いを思い作者である畠山直哉大先生のワールドを


是非まじかで拝見し感動してみてはいかがですか!!